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2026年9月22日 更新8分で読めます

韓国のセルフ写真館の市場データ|売上2.4倍の裏で廃業は3.5倍

韓国のセルフ写真館を国税庁・韓国消費者院の公表データで見ると、即席写真館の売上は4年で2.4倍(1,344億→3,196億ウォン)、廃業は3.5倍でした。客単価8,693ウォン・月1.27回という利用実態と、同じ言葉で呼ばれる3つの業態の違い。韓国連載の第1回。

セルフ写真館の本場とされる韓国の市場を、韓国語の公的資料・現地メディア・各社の公式サイトから 調べ直しました。日本語で読める情報は「流行っている」「おしゃれ」という話に寄りがちなので、 ここでは公表された数字だけを並べます。

最初に押さえておきたいのは、韓国語の「셀프사진관(セルフ写真館)」が性格の違う3つの業態の総称になっていることです。 ここを分けないまま数字を並べると、話が噛み合わなくなります。

業態中身価格帯
①フォトブース型筐体を数台並べた無人店。人生四カット、フォトイズム、ハルフィルムなど4,000〜5,000원
②有人セルフ型個室でスタッフの案内を受け、自分でシャッターを切る予約制。オディティモードなど50,000〜60,000원
③作家撮影型写真家が撮るが、考え方はセルフ写真館寄り。シヒョナダなど54,000〜450,000원

日本で「セルフ写真館」と呼ばれている形——時間単位で個室を貸し、客が自分でカメラを操作する——は、 韓国ではむしろ「셀프스튜디오(セルフスタジオ)」「렌탈스튜디오(レンタルスタジオ)」と呼ばれることが多い業態です。

統計の範囲について

この記事で扱う国の統計の多くは、韓国の業種区分では「즉석사진 촬영기 운영업(即席写真撮影機運営業)」に属します。 名前のとおり主に①のフォトブース型の機械を指す区分で、②③や部屋貸し型が全部含まれるとは限りません。 時系列として最も確かなのでこれを使いますが、その限界を先に書いておきます。

※金額は韓国ウォンの原文表記のままとし、必要な箇所だけ1ウォン=0.11円で概算を添えています。

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