NOTES
【検証】無人店舗のPCをミニPCにした話|GMKtec G10 Proの実測
無人店舗の店内PCに何が要るのか。GMKtecのミニPC1台でカメラの制御・4画面の表示・BGMまで動かしている実測値です。18日間で2,440枚、最長98.5時間の無停止、落雷で落ちた日の復旧は2分00秒。
このやり方には、はっきりした弱点があります。1台に全部載せているので、その1台が壊れると店が止まります。いまのところ止まっていませんが、いつかは壊れます。
それでも1台にしているのは、無人店舗では台数を増やすほど、遠隔から状況を掴みにくくなるからです。2台あれば片方が動く、という考え方は成り立ちますが、 そのぶん「どちらが原因なのか」を現地に行かずに切り分ける必要が出ます。 人がいない店では、そこが重くなります。
なので、機械を強くするより壊れたときに代わりを入れて元に戻せる状態にしておくほうにお金と手間を回しています。この判断が正しいかどうかは、 実際に壊れたときに分かると思います。
無人店舗の運営費全体の話は人件費が消えたあとに何が残るかに、無人化そのものの難しさは無人店舗とはに書いています。
数値はいずれも当店の店内PCから取得した実測値です(2026年8月11日時点)。 撮影枚数・連続稼働時間・CPU使用率は、 2026年7月25日の入れ替え以降の記録によります。 CPU使用率は撮影が動作している時点の値で、待機時はこれより下がります。 店舗や使い方が変われば必要な性能も変わるため、 同じ構成で足りることを保証するものではありません。
店に置く機械をどう選ぶか迷っている、という段階であれば、LINEでのご相談も受け付けています。機材の仕入れや手配はしていないので、 売り込みにはなりません。
よくある質問
無人店舗の店内PCは、どのくらいのスペックが必要ですか?
当店の場合は、4コア8スレッドのCPU(AMD Ryzen 5 3500U)とメモリ16GBのミニPC1台で足りています。この1台で一眼カメラの制御、撮影画面と店頭サイネージを含む4画面の表示、店内BGMの再生までを同時に動かしていて、撮影が動いている瞬間のCPU使用率が70%前後です。ただし必要なスペックは何をさせるかで決まるので、この数字は「カメラ1台と画面4枚ならこの程度」という目安として見てください。
無人店舗のPCはミニPCで大丈夫ですか?
当店では2026年7月25日から使っていて、18日間で2,440枚の撮影を通し、最長で98.5時間(4日2時間)連続で止まりませんでした。混雑した日は1日476枚撮っています。少なくとも撮影を主とする無人店舗では、ミニPCで足りるというのが実測の結果です。ただし1台構成なので、その1台が止まると店も止まります。止まったときにどう戻すかを先に決めておく必要があります。
停電で無人店舗のPCが落ちたらどうなりますか?
当店では2026年8月8日に落雷による瞬電でPCが不正終了しましたが、電源が戻ってから2分00秒で撮影できる状態まで自動で復帰しました。無人店舗では現地に人がいないため、落ちること自体より「人が行かずに戻るか」のほうが重要になります。復帰の手順を機械側に持たせておかないと、電源が戻っても店は開きません。
本記事の店舗数・分布などの数値は、当サイトが継続運営する全国セルフ写真館ディレクトリ (全国セルフ写真館 完全ガイド) の調査に基づく「GENICA調べ」の一次データです。出典として「セルフ写真館GENICA調べ (genica-photo.com)」と明記いただければ、メディア・ブログ・資料への引用を歓迎します。
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