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【全部連携】無人店舗の予約システムをClaudeCodeで3ヶ月で自作した話

お客様ごとのIDが予約から利用後まで一貫する。鍵はLINEのボタン、名字で音声のお迎え、写真は撮るたびに、延長は払うと声と画面にすぐ返る。他店なら面倒でやらないレベルを、Claude Code で超丁寧に。第2回。

この記事の要点

  • 芯は1つ。予約のタイミングから利用終了後まで、お客様ごとのIDが各システムで一貫して連携される。だから全てがつながる
  • 鍵はご利用時間に公式LINEのボタンで開き、ドアが開くと「〇〇様、本日はセルフ写真館GENICAをご利用くださりありがとうございます」と名字で音声が流れる
  • 延長は、撮影終了が近づくと音声とサイネージで案内が入り、その場でLINEから払うと延長されたことが音声とサイネージにすぐ反映される
  • サイネージ・撮影PC・エアコン・放送が予約を見て動く。次はロボット掃除機を利用終了直後に自動で。他店なら面倒でやらないレベルを Claude Code で楽に超丁寧に作り込む
目次(5項目)
  1. 01芯は1つ:お客様ごとのIDが、最後まで一貫する
  2. 02お客様から見ると
  3. 03店の機械から見ると
  4. 04運営する私から見ると
  5. 05迷う状況を、作らない

先に動画を置きます。お客様向けに作った紹介で、実際のスマホの画面で、予約から鍵、延長、写真の受け取りまでが見られます。

動画を読み込み中...

設計の芯は1つです。予約のタイミングから利用終了後まで、お客様ごとのIDが、各システムで一貫して連携されること。 予約、支払い、入口の鍵、店内の放送とサイネージ、撮った写真、あとのアンケートまで、全部が同じIDにひも付いています。 だから、全てがつながります。

前回の「市販のサービスでは連動できない」の答えが、これです。 サービスとサービスの間をつなぐのではなく、最初から1つのIDで全部を持つ。 絶対に破らないと決めた条件も3つだけです。写真がほかのお客様と混ざらない。ご利用時間の外には入れない。 前後のお客様の境目で、どちらにも漏れない。

予約から支払いまで、公式LINEの中で

予約は公式LINEから。人数と利用時間を選び、日時、撮影の用途、クーポンを選んで、そのまま支払います。 利用時間は20〜120分を10分刻みで選べて、料金は人数と時間で決まります。 支払いはカードとPayPayです。

鍵はボタン、お迎えは名字で

当日、ご利用時間になると、公式LINEのボタンで入口の鍵が開きます。開けられるのは、自分の予約の時間だけです。 ドアが開くと、店内に音声が入ります。「〇〇様、本日はセルフ写真館GENICAをご利用くださりありがとうございます」。 予約のIDから名字が分かるので、無人の店でも、お客様を名前でお迎えできます。

撮影の案内は、店内のタブレットからお客様のスマホに移しました。タブレットに触らないまま撮り始める方がいたからです。

写真は撮るたびに、延長はその場で

撮った写真は、撮るたびにスマホの受け取りページに増えていきます。 撮影が終わってから別のページを開く、という手順がありません。

撮影終了の時刻が近づくと、音声とサイネージで延長のご案内が入ります。 その場で公式LINEから延長の支払いをすると、延長されたことが、音声とサイネージにすぐ反映されます。 スマホで払った結果を、店のほうが声と画面で返す。ここも同じIDでつながっているからできることです。 申し込めるのは撮影終了の時刻までで、次のご予約や営業時間によってはお受けできないこともあります。

日時の変更も差額の精算も自分ででき、キャンセルの返金は自動です。人が手を動かす場面を、意図して残していません。

出窓と店内のサイネージ、撮影用のPCの画面、エアコン、店内の放送が、予約を見て動くようになりました。 これまでは機器ごとに時刻表を持っていたので、利用時間の長さを変えると、全部がずれてしまう作りでした。 いまは延長で終わりの時刻が伸びれば、機器もそれに合わせます。

IoTの機器とも、同じ線でつながっています。次に考えているのはロボット掃除機で、 ご利用が終わった直後に自動で清掃を始める形にするつもりです。 清掃は今も人の仕事ですが、そこも同じIDの線の上に載せていきます。

予約、お客様、クーポン、LINEの配信、店の機器の様子が、1つの管理画面にまとまりました。 予約が入ったとき、延長が決まったとき、システムにトラブルが起きたときは、私のLINEに届きます。 店に行かなくても、店で何が起きているかが分かる。無人店の運営で、いちばん欲しかったものです。

新旧の仕組みの切り替えは、機能ごとに管理画面のボタンで行えます。戻すのも、同じボタンです。 現地に人がいない店では、戻せる形で切り替えられることが、そのまま安全につながります。

無人店舗の肝は、スムーズに利用していただくことです。 利用する上で、お客様が迷う状況を作らない。名字でお迎えする音声も、延長がその場で声と画面に返ることも、 キーパッドを押す行為を無くしたことも、全部そのためです。

面倒だからやらない、が無くなった

こうした機能や動線は、他の店なら面倒でやらないレベルのものだと思います。 それを、Claude Code を使って、楽に、超丁寧に作り込む。 内製していちばん変わったのは、そこです。

最終回は、エンジニアではない私がこれをどう作ったかです。 きっかけになった Claude Fable 5 が、出た3日後に米国の輸出規制で止まった話から始めます。

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よくある質問

GENICAの新しい予約システムで、何が変わりましたか?

2026年9月26日から、予約・支払い・入口の鍵・店内の案内・写真の受け取りが、公式LINEを入口にした1つのシステムにつながりました。入口の鍵は、ご利用時間になると公式LINEのボタンで開きます。暗証番号を押す操作はありません。利用時間は20〜120分を10分刻みで選べ、撮影中の延長もその場ででき、撮った写真は撮るたびにスマホの受け取りページに届きます。支払いはカードとPayPayです。

入店するとき、何をすればいいですか?

ご利用時間になったら、公式LINEに出るボタンを押すだけです。鍵が開き、店内に「〇〇様、本日はセルフ写真館GENICAをご利用くださりありがとうございます」と音声が流れます。開けられるのは自分の予約の時間だけで、暗証番号を覚える必要はありません。

撮影中に時間を延ばせますか?

はい。撮影終了の時刻が近づくと、店内の音声とサイネージで延長のご案内が入ります。その場で公式LINEから延長の支払いをすると、延長されたことが音声とサイネージにすぐ反映されます。申し込めるのは撮影終了の時刻までで、次のご予約や営業時間によってはお受けできないこともあります。

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