NOTES
無人店舗はどこまで無人なのか|各社の発表を並べてみた
ひとくちに無人店舗といっても、無人にしている範囲は会社によってまったく違います。買い物の全部を機械に任せた店、夜間の入口の鍵だけを認証にした書店、受付を置かなかったカフェ。各社の発表を並べて、無人化の深さがどこで分かれるのかを見ます。
並べてみると、無人にしている範囲がはっきり分かれます。同じ「無人店舗」でも、機械に任せている仕事の重さがまったく違います。
| 無人にした範囲 | 例 | 機械が担う仕事 |
|---|---|---|
| 買い物の全工程 | Amazon Go | 誰が何を取ったかの判定まで |
| 時間帯を区切って店ごと | 三洋堂書店(夜間・早朝) | 入口の解錠と見守り |
| 受付という手続き | セルフカフェ | そもそも手続きを置かない |
| 受け渡しと解錠 | 喪服レスキュー | 予約・決済・鍵 |
同じ顔認証でも、担わせている仕事の重さが違います。 入口の鍵を開けるための認証と、 買い物の全工程を追いかける仕組みは、必要な精度も費用もまったく別物です。 「無人店舗にはAIが要る」という話は、この差を飛ばしてしまいがちです。
範囲を決めるのが先で、技術はその後
無人化を検討するとき、最初に決めるべきなのは「どこまでを人がいなくても成立させたいか」だと思います。 範囲が決まれば、必要な仕組みはおのずと絞られます。 逆に、技術から入ると範囲が際限なく広がります。
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