NOTES
無人販売の盗難は当たり前?完全無人の店を1年半やってみた実際
「盗まれて当たり前」「仕方ない」と言われがちな無人販売。福島市で完全無人のセルフ写真館を1年半続けている店主の、盗難との付き合い方。
印象だけで語っても仕方がないので、報道されている事例を3件挙げます。 いずれも公開されている情報です。
事例1:無人スイーツ販売店(新潟市・2025年12月)
冷凍庫の商品を次々にカバンへ入れ、セルフレジで精算せずに退店。 翌朝にも同一人物と見られる来店があり、いずれも精算履歴がありませんでした。 同日午後には別の人物による同様の行為も確認され、2人の被害額は少なくとも約1万5000円。店は警察に被害届を提出しています。
オーナーのコメントが、無人店の本質を突いています。 「無人というお店に関して、お客さんとの信頼関係があってできる店だと思っている」。
事例2:トレーディングカードの無人販売店(熊本市・2025年11月)
未明に5人が侵入し、ポケモンカード1箱(時価15万3000円相当)を窃取。 商品ケースなども壊され、被害総額は約250万円に上りました。 逮捕されたのは15歳から19歳の男5人で、うち1人は高校1年生です。
事例3:韓国の統計(2022年→2024年)
韓国国民権益委員会の統計では、無人店舗に関連する窃盗や器物損壊の通報件数が2022年の月平均54件から、2024年には103件へと約2倍に増えています。 京畿道の無人アイスクリーム店では、10代がキオスクを破壊して現金と商品を奪い3分で逃走、 オーナーが気づいたのは翌朝でした。
事例1:UX新潟テレビ21「万引きか 防犯カメラに瞬間が・・・無人スイーツ販売店で窃盗被害【新潟】」(2025年12月16日)。 事例2:TBS NEWS DIG「“ポケカ”扱う無人店が襲われた事件 窃盗容疑で熊本の高校生ら5人逮捕」。 事例3:BigGo「【韓国】無人店舗での窃盗急増によりAIセキュリティ需要が爆発」(2026年3月31日、韓国国民権益委員会統計およびS-1社発表を引用)。
3件だけでは印象の域を出ないので、報道された事件を1件ずつ集めて 業態・手口・被害額・支払い方式で分類した記録を別に作りました。 件数と内訳はそちらで確認できます → 無人店舗で起きた事件の記録
← 記録の一覧へ